オープンファクトリー | 雨の朝、静かに始まるものづくりの時間

掲載日:

朝、しっとりと雨が降る静かな時間。工場の屋根に落ちる雫の音が、まるで小さなリズムを刻むかのように響きます。
そんな中 本日は、大和広陵高校の生徒さんと先生方が、環境問題などの探求授業の一環として、オープンファクトリーにお越しくださいました。

足を止め、目で感じる工程のひとつひとつ

雨の中、徒歩でいらした皆さんは、少し湿った空気を感じながらも、スポーツソックスや米ぬかソックスが生まれる工程に足を止め、静かに見つめておられました。
糸が丁寧に編まれ、ひと目ひと目が積み重なって、一足の靴下になる。
その手触りやぬくもりは、画面や言葉だけでは伝わらない、ここでしか感じられない特別なものです。

社長の言葉が未来に灯すもの

社長は静かに、でもひとつひとつ丁寧に言葉を選びながら話します。
「志高く。一度の人生、悔いのないように過ごしてほしい」

米ぬかソックスの開発秘話や販売の苦労、奈良の靴下産業のことも交え、未来に向かう皆さんに届けたい想いを、そっと心に残すようにお伝えさせていただきました。

五感で感じる、工場でのひととき

ものづくりの景色、糸を編む機械のやさしい音、手に伝わる素材のぬくもり―
今日の出会いや学びが、これからの歩みに小さな光を添えますように。
雨の中お越しいただき、本当にありがとうございました。

オープンファクトリーは随時受付中

靴下づくりの現場や開発の裏話を、ぜひ間近でご体験ください。
肌に触れるものの大切さ、手仕事の温かさを感じるひとときをどうぞ。