
昨日、東京大学の鈴木寛先生とともに主宰されている「すずかんゼミ」の皆さまが、三宅町を通じて鈴木靴下へお越しくださいました。
靴下ができるまで──開発ストーリーと工場見学
澄み渡る青空の日。
まずは社長より、鈴木靴下のはじまりや開発に込めた想いをお話しさせていただきました。
“肌に触れるものだからこそ、気持ちよくあってほしい”という考えのもと、日々試作と改善を重ねていること。
そして、切磋琢磨した米ぬか繊維の開発ストーリーもお届けしました。
その後は、“肌にふれる気持ちよさ”をかたちにしていく製造工程を、映像とともにご覧いただきました。
繊維から糸へ、編み立て、仕上げ…。一足の靴下ができあがるまでには、実に多くの工程と職人の手仕事があることを知っていただけたのではないかと思います。

店舗見学と、うれしいお買い物時間
見学のあとは、併設する直営店にもお立ち寄りいただきました。
実際に手に取っていただきながら、「気持ちいいですね」「色もすてき」などのお声をいただき、スタッフ一同とてもうれしい気持ちになりました。
時間の許す限り、ゆっくりとお買い物を楽しんでいただけたご様子でした。
気づきのきっかけをいただいたひととき
「すずかんゼミ」は、未来の社会について学びや語らいを重ねながら、志高く歩まれている皆さまが集う場だとうかがっています。
そんな皆さまが、私たちのものづくりの現場を訪れてくださったこと──。
それは、私たちが日々“当たり前”のように編み続けている靴下という存在が、誰かの問いや気づきのきっかけになり得るのだと、改めて教えていただく機会となりました。

「またお会いできますように」
皆さまのやさしい笑顔とともに記念撮影も。
私たちにとっても、心がすっと晴れるような、忘れがたい時間となりました。
鈴木寛先生、すずかんゼミの皆さま、本当にありがとうございました。
またいつか、どこかでご一緒できますことを、心より楽しみにしております。
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