雨の早朝に、今年の田植えを終えて

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昨日は、早朝より雨の中ではありましたが、田植えを行いました。
まだ辺りが薄暗いうちから始まった、静かな朝の作業です。

雨に濡れた田んぼは、いつもより少しやわらかく、空気までしん― としているようで。
そんな中、機械の音だけがゆっくりと一定のリズムを刻んでいました。

今年もおいしいお米ができますように。
そんな気持ちを込めながら、一本一本の苗を田んぼへと送り出していきます。

この田植え、毎年、弊社社長が自ら行っています。
社長はもともと兼業農家。
田んぼに立ち、土と向き合ってきた経験が、今の私たちのものづくりの出発点となっています。

その暮らしの中から生まれたのが、米ぬか繊維〈䋛-mai-〉
身近にある自然の恵みを、肌に触れるものへ—
という考え方は、靴下や肌着づくりの中にも、今もちゃんと生きています。

前回の田植え準備から続いてきたこの一連の作業も、ひとまずひと区切りとなりました。
季節の流れの中で、田んぼに苗が植わり、ようやく「今年の形」が見えてくる瞬間でもあります。

本社工場の前には、苗ののった田植え機、トラクター、そして軽トラックが並びました。
いつもは靴下づくりが行われている本社工場に、農機具が並ぶこの風景。
毎年のことなのに、なぜか毎回新鮮な気持ちになります。

工場と田んぼ。 一見すると別の世界のようでいて、どちらも「日々の積み重ね」が形になる仕事です。
その両方が、同じ場所の空気の中で重なっていることに、あらためてありがたさを感じます。

雨の中の田植えは、静かで地味な作業ですが、一年の実りへとつながる大切な一歩。
今年の稲も、穏やかにすくすく育ちますように。
そんな気持ちを胸に、田んぼを後にしました。

この考え方は、私たちのものづくりの根底にもつながっています。
自然の恵みをかたちにしていく姿勢については、こちらでもご紹介しています。

鈴木靴下の「ものづくりへの想い」―