鈴木靴下について

思いやりに勝る原料はない。

おはようございます。
私たちの新しい一日は、
従業員皆がひとしくこの言葉を掛け合うことからスタートします。
私たちの「夢のつづき」が始まる合図です。
私たちは大いに夢を語る会社です。

世界にふたつとないものを生み出し、笑顔と感動を届けたい。
「出会えてよかった」世界中の人たちにそう思ってもらえる存在になりたい。
いつか必ず、実現したい私たちの大切な夢です。

従業員同士、互いに「思いやり」というものをいつも心の真ん中に持つ、
そんな私たちでありつづけられるなら、きっとこの大切な夢も実現できる。
世界中のお客様の見えない悩みに心から寄り添うことができる。
そう強く思っています。

どんなに優れた技術があっても、どんなに優れた原料があっても、
そこに「思いやり」がなければ、鈴木靴下の商品は完成しません。
ものづくりに限らず、仲間づくりにも、
ひいては平和づくりにも欠かすことのできない「思いやり」は、
これまでもこれからも、鈴木靴下の最重要項目です。

Message 代表メッセージ

真面目に、
誠実に、みんなで前へ

鈴木靴下代表の鈴木和夫でございます。

私たちの会社は、社内皆仲良く、明るく、楽しい会社でありたいと考えています。
そのチームワークが、ものづくり、お客様の対応にも生かされると信じています。まず社内の1日の始まりの挨拶は「おはようございます」でスタートします。
「おはようございます」は社内の公用語で、社長以下全員がお互いに人を尊重することから始まります。私は2代目です。父から譲り受けた真面目で誠実なものづくりを継承し、日々皆で前進して行きたいと考えています。
「夢を語る企業」「夢を語る商品開発」そんな会社であり続けたいと思います。

本社前に立つ鈴木靴下の代表取締役

代表取締役鈴木 和夫

平和への靴下 代表の想いを込めたこの靴下は、
私たちのシンボル。

人としての最大の目標
「人と人が仲良くなる」
難しく考えれば難しい問題!
簡単に考えれば簡単な問題!
相手より優位に立とうと思う
からいざこざが起こる。
みんなで考えよう、
育てよう「おもいやり」
一番大事なのが家族。
家族に信頼!家族に笑顔!
家族が仲良く、地域が仲良く、
社会が仲良く、
そして世界が仲良く。

Our Philosophy 「出会えてよかった」
を目指したものづくり

私たちが目指すのは、「出会えてよかった」と心から思っていただけるものづくりです。 思いやりを軸に、4つの柱を大切にしながら、人と人、想いと想いがつながり、作る人も、身に着ける人も、その周りにいる人も、やがてみんなが笑顔となって広がっていく、そんなものづくりを目指しています。

私たちが大切にしている5つのこと
思いやり,感謝の気持ち,新しい発想,開発姿勢と情熱,関心と工夫

ものづくりへの想いについて

Products 鈴木靴下のものづくり

米ぬか繊維『䋛-mai-』
兼業農家が追い続けた、ロマンの結晶。
米ぬかの豊富な成分を糸に練り込んだ
肌と心に寄り添う、多機能素材。

米ぬか繊維「䋛-mai-」とは

History 鈴木靴下の歩み

1958~1986

鈴木靴下工場が創業

初代・鈴木勇一が「鈴木靴下工場」を創業。当時としては珍しい、子供用靴下の製造を行う。
1980年に二代目・和夫が入社。

創業当時の鈴木靴下工場の白黒写真

1987~1998

ものづくりの基盤が確立

大手スポーツメーカーのOEMとしてスポーツソックスに参入。
サッカー日本代表チームのストッキングをOEMで生産。
1992年に「株式会社鈴木靴下」として法人化。

現在の鈴木靴下本社入口

1997~2022

自社ブランドの挫折と再挑戦

  • 1997

    これまで培ってきた技術を結集し、和夫が初の自社商品「SOLE MAGIC」を開発・販売。
    ゴルフソックスとして4万人以上に愛されたが、市場の変化は激しく、小さな工場が一つのアイテムで勝負する難しさを痛感。

  • 2003~2006

    兼業農家である和夫の胸の中で、20年間くすぶり続けていた想いが動き出す。「精米時に出る米ぬかを捨てるのはもったいない。
    昔、米ぬか入りの袋で廊下を磨くとピカピカになった。ぬか袋のような靴下を作りたい」と、手作りからの開発を始める。
    形になれば靴下だけでなく、糸や生地、他製品にも展開できると感じ、自社開発に再挑戦。
    約3年後、多くの協力を得て「米ぬか繊維」と靴下ブランド「歩くぬか袋」が誕生。

    米ぬかを鍋に入れる鈴木靴下代表

  • 2012・2017

    2012年に米ぬかソックスの代表作となる「かかとケアシリーズ」が誕生。
    2014年に三代目・みどりが入社し、2017年には和夫と共に祖父のために「締め付けない靴下」を開発。
    「かかとケアシリーズ」に並ぶ代表作となった。

2023~

より愛されるブランドを目指して

米ぬか事業部が立ち上がり、本社近くに直営店を併設した事業部がオープン。
2025年にはリブランディングを実施。
「米ぬか繊維」が「䋛-mai-」、「歩くぬか袋」が「NUKATO」として名称変更し、再スタート。

本社近くの直営店の遠景写真

SDGs 「持続可能な社会」
を目指して

「おはようございます」で持続可能な組織をつくる

同じ目標に向かって進む集団は、大きな力を生み出します。その絆を支えるのは、「思いやり」や「おはようございます」のひと言です。「おはようございます」には、「私はあなたを信じています。今日もよろしくお願いします」という静かな信頼が込められています。だからこそ、私たちはこの言葉をひとしくかけあう組織であり続けます。

事務所でパソコンに向かう男性社員
工場での社員の集合写真

夢を語り、持続可能な産業を育てる

米ぬか繊維「䋛-mai-」は、開発者・鈴木和夫の熱い想いと多くの支えで生まれました。知識や経験がなくても熱意があれば道は開ける――。この経験が、何かを始めたいと思う次世代や中小企業の方々のヒントとなり、共に日本のものづくりを支えていければと思っています。米ぬか事業を通じて、お米の可能性を広げることも私たちの使命の一つ。繊維という形で新たな価値を生み出し、お米の文化を未来へ繋いでいくことも目指しています。

活気ある地域づくりに貢献し、持続可能な地域をつくる

全国で二番目に小さい町「三宅町」。私たちの町は人口減少が進み、消滅可能性自治体に指定されています。 地域の一員として、少しでも三宅町の未来に貢献できたら——そんな想いで、店舗を構え、ワークショップなどのイベントを実施し、一歩ずつ歩みを積み重ねてきました。これからも、ものづくりを通じて、活気ある地域づくりに貢献していきたいと願っています。

米作りの一年 -米ぬか繊維の製品を製造販売する鈴木靴下-

米作りの一年をご紹介するとともに、「お米の文化を未来へ繋いでいくこと」「奈良県・三宅町で取り組む理由」を紹介しています。