
“靴下と米”という、
ちょっと不思議な関係
5月の夕方、16時。
空はまだ明るく、
風には少しだけ夏の気配。
土の匂いが
ふと懐かしく感じられる、
そんな時間帯です。
その田んぼに、
いつもの姿があります。
今年も社長自ら
トラクターに乗って、
田起こしに出動です。
「さて、今年もはじまった。」
そのひと言から、
また新しい一年が
動き出します。
靴下屋さんが、
田んぼを耕す理由。
鈴木靴下は、
靴下をつくる会社です。
けれどそれと同時に、
代々受け継いできた
田んぼを守る
兼業農家でもあります。
そして実は、
この農業の経験が
「米ぬか繊維」という新しい素材との
出会いを生んでくれました。
米を精米する過程で生まれる
“米ぬか”。
これを活かしたやさしい素材に、
私たちは大きな可能性を感じています。
土とともにあるからこそ、
素材にも向き合える。
そんな日々が、
今の私たちをつくっています。
感謝の気持ちを、
田んぼから。
毎年、秋には
この田んぼで育ったお米を
「鈴木靴下の感謝米」として
販売しています。
靴下をお届けするだけでなく、
季節の実りを分かち合うこと。
それも、私たちの
ものづくりの一部だと
思っています。
陽が傾くにはまだ早い、
のびやかな夕方。
社長の背中は、
長年の経験と、
少しのロマンを背負って、
田んぼを静かに進んでいきます。
これからもときどき、
田植えまでの道のりを、
写真や動画とともに綴っていきます。
“靴下と米”という、
ちょっと不思議でやさしい関係を、
どうぞお楽しみに。

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