家が暖かいのは断熱材のおかげ。
その発想を靴下に。
ヒントになったのは、家を寒さから守る断熱材。靴下にも、あたたかさを閉じ込める仕組みを取り入れられたら――。
そう考えたとき、断熱材のような層を靴下に“はさみこむ”必要がありました。
ただ、一般的な靴下は2層、多くても3層。1層目と2層目はつながっていて、その間に層はつくれません。
断熱の層を入れるには、“4層構造”という新しい形が欠かせなかったのです。
素材も構造も、とことんあたたかさを追求するこの発想は、靴下の常識をくつがえす挑戦の始まりでした。「まずは手作りで」と試作を始めたものの、理想にはほど遠く、ここから約3年にわたる開発が始まりました。

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